令和3年度ジュニアドクター育成塾の10回目の講義を実施しました
12月5日(日)に、令和3年度ジュニアドクター育成塾の第10回の講座を舞鶴高専で実施しました。第10回は、九州大学工学部電気情報工学科准教授の山本薫先生を講師として、招待講演「ロボットやドローンの制御と自動操縦」を行いました。
山本先生は、京都大学工学部建築学科を卒業された後、イギリスのケンブリッジ大学で制御工学の研究で博士を取得され、その後、アメリカやスエーデンの大学も経験されるなど、海外の様々な国で活躍されています。講義では、建築学科での研究と制御工学の分野での研究の共通点や、現在行っておられるドローンなどの自動操縦の研究について、分かりやすく話して頂きました。また、制御工学の研究を始めたきっかけや、これまで海外で行って来られた研究などについても紹介して頂き、受講生達はメモを取りながら熱心に講義を聞き、活発に質問を行っていました。講義の修了後、受講生からは、「空飛ぶ車など、夢のある講義でとても興味深かった」、「初めて聞く言葉がたくさんあったけれど、しっかりと分かって良かった」などの感想が寄せられました。
招待講演には、昨年度までに第一段階プログラムを修了した、第一期生・第二期生の皆さんにも参加して頂き、久しぶりにお会いした修了生の皆さんから、近況などを伺うことができました。
招待講演の後は、第一段階最終回の成果発表会に向けて、発表準備を行いました。発表は、手書きまたはパソコンを利用して作成した3枚のスライドを使って行います。受講生達は、それぞれが学生メンター達のサポートを受けながら、スライドの作成や発表練習を行いました。
第一段階の最終回は、12月18日(土)です。第一段階の集大成となる成果発表会と、第一段階プログラムの修了式を実施します。