第5回目の講座を実施しました

10月19日(土)、ジュニアドクター育成塾の第5回目の講座を実施しました。今回からは、4つのコースに分かれ、3回にわたって課題学習を行います。

設計コースの課題学習では、輪ゴムを使ったロケットを設計し、なるべく重いものを高く飛ばすコンテストを行います。第1回目は、機械の設計に欠かせない図面の考え方を学習し、三面図の書き方の練習、基本的な作図の練習を行いました。算数や数学で習う作図が実際のものづくりの図面にどのように応用されているかについて、学習してもらいました。
次回は、輪ゴムロケットの説明や試作に取り組む予定です。

 

AI・IoTコースの課題学習ではMESHを使ったプログラミングとIoT体験を行います。MESHにはタグと呼ばれる様々なセンサーがあり、このセンサーとスマホやPCを連携させることで、人感センサーで人を検知するとスマホから音が鳴るなどの様々なプログラムが作れます。第一回目では、受講生は「身の回りのものに、ちょっとの『便利さ』または『面白さ』をプラスしよう」というお題でアイデアを考えて発表し、実際にプログラミングによってオリジナルIoT製品を作り上げました。

 

ロボットコースの課題学習では、LEGOロボットが障害物を乗り越えながら、コース上に落ちているアイテムを集め、ゴールまで運ぶという競技課題を行います。第1回目では、とりあえず障害物を乗り越えてゴールできるマシンを作ることを目指して、各々が創意工夫を凝らしたロボットの製作を行いました。

 

建築・防災コースの課題学習の第1回目は、「線と面で作る小さな建築」の課題に取り組み、模型をつくりながら建築設計の基礎を学習しました。一人ひとりが設計のイメージを考えてスケッチを描き、模型を完成させて、建物の形や丈夫さ、光の入り方などを確認し、最後に、自分の作品について一人ずつ発表を行いました。

 

どのコースでも、受講生達は集中力の必要な作業に根気よく取り組み、それぞれの課題を進めていました。

次回は、10月26日に2回目の課題学習を実施します。