第6回目の講座を実施しました

10月26日(土)、ジュニアドクター育成塾の第6回目の講座を実施しました。今回は、3回にわたって実施する課題学習の第2回目になります。

 

設計コースの課題学習では、輪ゴムを使ったロケットを設計し、なるべく重いものを高く飛ばすコンテストを行います。第2回目は、厚紙・段ボール・割りばしなどの身近な材料を用いて、第3回目に実施する「輪ゴムロケット」コンテストの試作品づくりに取り組みました。
試作を通じて分かったことをアイデアシートにまとめ、ロケットがより高く飛び上がるように改良点を考えました。

 

AI・IoTコースの課題学習では、MESHを使ったプログラミングとIoT体験を行います。第2回目では、MESHのGPIOタグを使って、「モータを動かす・速度を変える」、「金属の接触を検知して音を鳴らす」、「三色LEDを点灯させる」などの応用的なプログラミングを行いました。最後に、自分の作り上げたいIoT製品の設計書を作成しました。

 

ロボットコースの課題学習では、LEGOロボットが障害物を乗り越えながら、コース上に落ちているアイテムを集め、ゴールまで運ぶという競技課題を行います。第2回目では、ロボットがアイテムを取る機構を考え、各々が創意工夫を凝らしたロボットの製作を行いました。製作が早いチームは、すでにゴールできるロボットを作製できたようです。

 

建築・防災コースの課題学習の第2回目は、「防災」の課題に取り組み、「水」に関する実験を行って、自然災害と対策について学習しました。「津波と波浪」の実験では、実験水槽を用いて波を発生させて、津波と波浪の違いを実際に観察しました。「水の流れ」の実験では、水路に水を流して、流速や水深などデータを計測しました。実験データよりグラフを作成して、流れの変化について学習しました。最後に、ハザードマップなどの災害対策を参考に、今回の学習がどのように役立つのか考えました。

 

次回は11月9日に、京都工芸繊維大学と京都市青少年科学センターを訪問する体験型学習を実施し、その次の回に、課題学習の3回目を行います。