第7回目の講座を実施しました

11月9日(土)、ジュニアドクター育成塾の第7回目の講座を実施しました。今回は、京都工芸繊維大学での施設見学と、京都市青少年科学センターで開催された「青少年のための科学の祭典2019京都大会」への参加を行う体験型学習を実施しました。

京都工芸繊維大学では、「電波暗室」の施設見学を行いました。電波暗室は、電気・電子製品を新しく開発する際に、その製品が余分な電波を出して他の電子機器に影響を与えることが無いか、検査をすることができる施設です。新製品の開発には欠かせない検査が行えるため、企業などから多くの予約が入っている大人気の施設だそうです。見学の前に、まずは、京都工芸繊維大学で電波暗室を担当されている泉誠一先生に、電波暗室の説明と、身の回りの家電が出す電波などについて講義をして頂きました。

 

その後、2グループに分かれて実際に電波暗室の見学を行いました。外からの電波が入らないだけでなく、壁や天井は製品から出た電波が反射しない構造になっており、様々な角度から製品の出す電波が測定、分析できるようになっていることなどを丁寧に説明して頂きました。

 

体験型学習の後半は、京都市青少年科学センターにバスで移動し、「青少年のための科学の祭典」に参加しました。沢山のブースで色々な工作や実験が体験できるようになっており、受講生達は、約5名ずつの8つの班に分かれて、学生メンターと一緒に各ブースを回って工作や実験に参加しました。

 

舞鶴高専から出展しているプログラミングのブースでは、一部の受講生達が、基礎講座での学習を生かして参加者への説明にもチャレンジしました。

 

京都工芸繊維大学では昼食時間を含めて約2時間、青少年科学センターでは約1時間と、短い滞在時間ではありましたが、大学のスタッフの方々、イベントスタッフの方々のご協力のおかげで、大変有意義な時間を過ごすことができました。

次回は11月23日(ロボットコースのみ11月17日)に、課題学習の3回目を実施します。