令和2年度ジュニアドクター育成塾の第3回目の講座を実施しました

9月13日(日)、令和2年度ジュニアドクター育成塾の第3回目の講座をオンラインで実施しました。今回からは、A、Bの2つのコースに分かれ、6回にわたって課題学習を行います。

Aコースの前半3回は、「設計」をテーマとした課題学習を行います。このテーマでは、輪ゴムを使ったロケットを設計し、なるべく重いものを高く飛ばすコンテストを行います。第1回目は、機械の設計に欠かせない図面の書き方や考え方について、簡単な工作(ハンドスピナーの作製)を行いながら学習しました。また、ハンドスピナーのおもりのバランスで、回転がどのように変化するかを考えてもらい、実際に実験して確かめてもらいました。

その後、輪ゴムロケットの作品例を使って、ロケットやコンテストの概要を説明しました。
次回は、輪ゴムロケットの詳しい説明を行い、ロケットの試作に取り組む予定です。

 

Bコースの前半3回は、「AI・IoT」をテーマとした課題学習を行います。このテーマでは、MESHを使ったプログラミングとIoT体験を行います。MESHには、タグと呼ばれる温度センサー・人感センサーなどの様々なセンサーがあり、このセンサーとスマホやPCをBluetoothでつなぐことで、人感センサーで人を検知するとスマホから音が鳴るなどの様々なプログラムが作れます。第一回目は、まず、MESHのセットアップや基本操作について学習しました。

その後、4名から5名ずつのグループに分かれ、学生メンターのサポートのもとで、「身の回りのものに、ちょっとの『便利さ』または『面白さ』をプラスしよう」というお題でアイデアを考え、各自でプログラミングを行ってオリジナルIoT製品の作製に取り組み、自分達のアイデアを発表してもらいました。

 

どちらのコースでも、受講生達は活発に質問を行ったり、自分のアイデアについてメンターの学生達に質問したりしながら、課題に取り組んでいました。

次回の講座は、9月20日(日)に行います。