令和2年度ジュニアドクター育成塾の第9回目の講座を実施しました

11月15日(日)、令和2年度ジュニアドクター育成塾の第9回目の講座を舞鶴高専の視聴覚教室で実施しました。今回は、招待講演、研究者倫理の講義、第一段階の最後に行う成果発表会の説明を行いました。

今回、今年度の第一段階プログラムでは初めて、舞鶴高専で講座を実施しました。感染症対策のため参加人数を制限し、希望者はオンラインでの参加もできるようにして行いました。

 

まず、最初に招待講演として、「モノの動きをデザインする」というタイトルで、大阪大学大学院 工学研究科機械工学専攻准教授 南裕樹先生に講演をして頂きました。南先生は、舞鶴高専の電子制御工学科の出身で、京都大学大学院 情報学研究科博士後期課程を修了後、現在まで、ロボットに関する最先端の研究をされています。今回は、ロボットなどを「制御する」ということについて、料理やアニメなどの例えを取り入れながら、丁寧に解説して頂きました。また、研究者としての心構えについても、同じく親しみやすい例えを取り入れながら話して頂きました。

 

今回の招待講演には昨年度の第一期生も参加しており、講演後には、会場の受講生やオンライン参加の受講生から、たくさんの質問が出ました。これらの質問にも、冗談を交えながら、丁寧に答えて頂きました。

 

招待講演の後は、舞鶴高専名誉教授 金山光一先生による、研究者倫理の講義を行いました。研究者が行ってはいけないことや、行った方が良いこと、研究をするときに気を付けなければいけないことなどを学習し、チェックシートで学んだ内容を確認しました。

 

最後に、第一段階の最終回に行う成果発表会についての説明と、発表スライドの作成についての説明を行いました。今年度は、成果発表会もオンラインでの実施となります。発表スライドの案は次回までに各自で考えてもらい、次回の講座で発表資料の作成を行う予定です。

 

次回の講座は11月28日(土)に実施します。内容は、留学生交流会と成果発表会の準備です。