令和3年度ジュニアドクター育成塾の第2回目と第3回目の講座をオンラインで実施しました

9月4日(土)、9月18日(土)に、令和3年度ジュニアドクター育成塾の第2回目、第3回目の講座をオンラインで実施しました。

9月4日(土)は、測定値の間接測定の例として、波の性質の一つである「干渉」を利用して光の波長を測る方法について学習し、事前に郵送した工作材料を使って、光の波長を測定できる分光器の作製を行いました。

全体に向けて、測定の原理と工作についての説明を行った後、5~6名ずつのグループに分かれて、学生メンターのサポートのもとで、分光器を作製し、それぞれが自宅の照明や空などの光のスペクトルを分光器で観察し、スケッチをしながら違いについて調べました。

講座の終了後、受講生からは、「今回の授業で光にも波長があることを初めて知った」、「分光器で色々な光のスペクトルの違いが分かって良かった」、「初めてのオンラインだったけど、メンターさんが優しく教えてくれてとても楽しかった」などの感想が寄せられました。

 

9月18日(土)には、「未来の技術を支えるプログラミング」と題して、プログラミングの基本について学ぶ講座を実施しました。
まず、プログラミングの基本と応用例、これからの技術の具体例について説明し、その後、プログラミングの自主課題を行うツールについて、実演を取り入れながら講義を行いました。また、プログラミングで取り組む課題を考える際の、アイデアの出し方についても学習してもらいました。

その後、4~5名ごとのグループに分かれ、学生メンターと対話をしながら、各自でプログラミングやセンサーを利用して解決したい困りごとや、その解決方法を考え、それぞれのアイデアをプリントにまとめてもらいました。

プログラミングの講座の後は、次回から開始される課題学習のAコース、Bコースの2つのコース毎に分かれ、学生メンターも交えて、簡単な自己紹介を行ってもらいました。

受講生からは、「先生の話が面白くて、プログラミングが楽しみになった」、「プログラミングの技術で多くのことを解決できるのが分かった」、「自己紹介などでみんなと交流できてよかった」などの感想が挙げられました。

 

次回の講座は、10月2日(土)に実施します。緊急事態宣言が解除された場合は、舞鶴高専で実施する予定です。